長崎カステラとは、16世紀にポルトガルから伝わった南蛮菓子をルーツに、長崎で長い年月をかけて独自に発展した焼き菓子である。原型はポルトガルの菓子「パン・デ・ロー」とされ、長崎に伝来した後、日本人の嗜好や材料に合わせて改良が重ねられた。卵、砂糖、小麦粉、水飴などを混ぜ合わせて焼き上げ、きめ細かくしっとりとした生地と、卵のコクを生かした豊かな甘味が特徴。底にザラメ糖が残ることによるシャリッとした食感も長崎カステラらしさの一つである。海外との交易を通じて砂糖が豊富に流入した長崎では菓子文化が発達し、カステラも長崎を代表する銘菓へと成長した。現在では市民のおやつから贈答品、長崎土産まで幅広く親しまれている。
| 主な食材 | 卵、砂糖、小麦粉、水飴、ザラメ糖など。製造店によって蜂蜜などを加える場合もある |
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| 特長 | 長崎カステラ、長崎県、長崎市、南蛮菓子、ポルトガル、パン・デ・ロー、卵、砂糖、小麦粉、水飴、ザラメ糖、しっとり、焼き菓子、長崎銘菓、シュガーロード |
| 一般的なスポンジケーキとの違い | ・ポルトガルから伝わった南蛮菓子をもとに長崎で独自に発展した歴史を持つ ・卵、砂糖、小麦粉、水飴などを中心としたシンプルな材料でつくられる ・バターや生クリームを主体とせず、卵の力を生かして生地を膨らませる伝統的な製法が特徴である ・ふんわり軽いスポンジケーキに比べ、しっとりとして密度のある口当たりを持つ ・底に残るザラメ糖によるシャリッとした食感が長崎カステラを象徴する特徴の一つである ・長崎の海外交易と砂糖文化のなかで改良され、地域を代表する銘菓として定着した |
| 店舗名 | 自由亭喫茶室 |
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| 所在地 | 長崎県長崎市南山手町8-1 グラバー園内 旧自由亭 |
| ジャンル | 長崎カステラ、カフェ、喫茶室 |
| 主なメニュー | 長崎カステラセット、ダッチコーヒー、各種コーヒー、紅茶、季節のドリンクなど |
| 長崎カステラ | 休業前には長崎カステラと飲み物を組み合わせた「長崎カステラセット」を提供。歴史ある洋館の喫茶室で長崎を代表する銘菓を味わうことができた |
| ダッチコーヒー | 長崎にゆかりの深いオランダ人が考案したとされる水出しコーヒーを提供。24時間かけて水を一滴ずつ落として抽出する、香り高く濃厚な味わいが特徴 |
| 建物 | 明治11年(1878)に建てられた西洋料理店「自由亭」の建物を利用。昭和49年(1974)に現在のグラバー園へ移築された |
| 営業状況 | 旧自由亭の耐震保存修理工事に伴い、令和7年(2025)9月から令和9年度(2027年度)までの予定で一時休業中 |
| 備考 | 日本人初の西洋料理店シェフとなった草野丈吉ゆかりの「自由亭」に設けられた喫茶室。2階の窓から長崎港を望める明治期の洋館で、長崎カステラやダッチコーヒーなどを楽しめる場所として親しまれていた。 |