具雑煮長崎県

具雑煮1 具雑煮2
  • 丸餅と鶏肉、アナゴ、野菜、卵焼きなど十数種類の山海の幸を土鍋で煮込む、島原半島を代表する郷土料理
  • 具材の旨味が溶け込んだやさしい味わいのだしと、名前のとおり具だくさんで食べ応えのある仕立てが特徴
  • 島原の乱の籠城戦で餅と山海の食材を煮て食べたことが始まりとの伝承があり、現在も正月や祭礼などで親しまれている

具雑煮とは、長崎県の島原半島に伝わる具だくさんの雑煮で、「島原具雑煮」とも呼ばれる郷土料理である。丸餅を中心に、鶏肉、焼きアナゴ、白菜やシロナ、ごぼう、れんこん、干し椎茸、高野豆腐、卵焼きなど山海の食材を土鍋で煮込む。具材は家庭や店によって異なるが、一般的な雑煮と比べて種類が多く、一つの鍋でさまざまな旨味を楽しめるのが特徴である。由来については、寛永14年(1637)の島原の乱で、原城に籠城した天草四郎らが兵糧として蓄えた餅と山や海から集めた食材を煮て食べたことが始まりと伝えられている。島原では正月や祭礼などの祝いの日に食べられてきたほか、現在では一年を通して飲食店で味わえる地域の名物となっている。

具雑煮の特長
主な食材 丸餅、鶏肉、焼きアナゴ、白菜やシロナ、ごぼう、れんこん、干し椎茸、高野豆腐、卵焼き、春菊など
特長 具雑煮、島原具雑煮、長崎県、島原半島、島原市、郷土料理、丸餅、鶏肉、アナゴ、山の幸、海の幸、土鍋、正月料理、島原の乱、天草四郎
一般的な雑煮との違い ・丸餅だけでなく、肉、魚、野菜、卵焼きなど十数種類もの具材を使う
・山の幸と海の幸を一つの土鍋で煮込み、それぞれの旨味をだしに生かす
・焼きアナゴや高野豆腐、卵焼きなどを入れるのが島原らしい特徴である
・土鍋で具材を煮込み、そのまま食卓に出して味わうスタイルが定着している
・島原では正月や祭礼など、めでたい日に食べる料理として受け継がれてきた
・島原の乱の籠城戦を起源とする伝承を持つ、歴史との結びつきが強い郷土料理である
姫松屋 本店DATA
店舗名 姫松屋 本店
所在地 長崎県島原市城内1丁目1208
ジャンル 具雑煮、島原郷土料理、食事処
主な料理 具雑煮、具雑煮定食、各種定食など
具雑煮 シロナ、3種類のかまぼこ、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、餅、春菊など計13種類の具材を、こだわりのだしで仕上げる
主な価格 具雑煮 並1,300円、大1,500円
営業時間 11:00〜19:00(ラストオーダー18:00)。6月・7月の平日は11:00〜18:00(ラストオーダー17:00)
定休日 毎月第2火曜日。変更の場合や月によって2日間休業する場合あり
備考 島原城正面に店を構える具雑煮の老舗。文化10年(1813)に初代糀屋喜衛ェ門が島原に伝わる具雑煮に味付けの工夫を加えて提供したと伝えられ、2代目から「姫松屋」の屋号を受け継いでいる。
URL https://www.himematsuya.jp
姫松屋 本店への交通アクセス
島原鉄道「島原」駅から徒歩約9分。