等々力不動尊とは、東京都世田谷区等々力にある真言宗智山派・満願寺の別院である。正式には等々力不動尊明王院とも呼ばれ、不動明王を本尊として祀る霊場である。寺伝では、真言宗中興の祖である興教大師が、信仰していた役行者作の不動明王から夢告を受け、関東に結縁の地を求めて歩いたことに始まるとされる。興教大師が等々力の渓谷に至り、錫杖で岩をうがつと滝が流れ出し、そこに不動明王を安置したという伝承が等々力不動尊の由緒である。境内は東京23区唯一の渓谷とされる等々力渓谷と隣接し、不動の滝、崖線の湧水、樹木、桜、紅葉が一体となった景観をつくっている。現在も「等々力の御不動様」として、心願成就、除災招福、良縁成就、厄除、家内安全などを願う参拝者を集めている。
| 目的 | 不動明王への信仰、心願成就、除災招福、良縁成就、厄除、家内安全、身体健全、財運・技芸上達、等々力渓谷と不動の滝を含む霊場としての参拝 |
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| 特長 | 等々力不動尊、明王院、満願寺、真言宗智山派、興教大師、役行者、不動明王、等々力の御不動様、関東三十六不動、等々力渓谷、不動の滝、飛翔弁財天、役行者、山門、月並護摩供、桜、紅葉、東京都指定名勝 |
| 他の寺院との違い | ・満願寺の別院であり、等々力渓谷と一体になった霊場として信仰されている ・興教大師が夢告により不動明王を安置したという由緒を持つ ・本堂参拝だけでなく、不動の滝、渓谷、湧水、崖線の自然をあわせて体感できる ・東京23区内にありながら、渓谷の緑と水音に包まれた静かな参拝空間が広がる ・春は桜、秋は紅葉の名所としても親しまれ、散策と信仰が重なる場所である |
| 別称 | 等々力の御不動様、等々力不動尊明王院 |
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| 所在地 | 東京都世田谷区 |
| 創建 | 平安時代末期と伝わる。真言宗中興の祖・興教大師が夢告により等々力の渓谷に至り、不動明王を安置したことに始まるとされる |
| 開山 | 興教大師 |
| 本院 | 致航山感應院満願寺 |
| 宗派 | 真言宗智山派 |
| 本尊 | 不動明王 |
| 住所 | 東京都世田谷区等々力1丁目22-47 |
| 電話番号 | 03-3701-5405 |
| 参拝時間 | 境内参拝自由。札所・授与所は9時~16時を目安 |
| 休館日 | なし。荒天時などは札所や駐車場が閉鎖される場合がある |
| 拝観料 | 無料 |
| 備考 | 等々力不動尊は、満願寺の別院であり、関東三十六不動の霊場にも選ばれている。境内には本堂、山門、飛翔弁財天、役行者像などがあり、渓谷側へ下ると不動の滝がある。等々力渓谷は平成11年(1999)3月3日に東京都指定名勝となった場所で、谷沢川によってできた谷、崖線の湧水、地層、桜、紅葉などを楽しめる。月並護摩供は毎月15日・28日・土日祝日の14時より行われている。等々力渓谷、等々力渓谷3号横穴、野毛大塚古墳、満願寺とあわせて巡ると、等々力周辺の自然、信仰、古代から中世の歴史を理解しやすい。 |
| 平安時代末期 | 真言宗中興の祖・興教大師が夢告を受け、等々力の渓谷に至り、不動明王を安置したことが等々力不動尊の始まりと伝わる |
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| 平安時代末期 | 興教大師が錫杖で岩をうがつと滝が流れ出したと伝わり、この滝がのちに不動の滝として信仰を集める |
| 中世 | 等々力不動尊は、等々力の渓谷と不動の滝を含む霊場として信仰される |
| 室町時代 | 本院である満願寺が、吉良氏の居城であった兎々呂城の一角に祈願寺として移築されたとされる |
| 江戸時代 | 等々力不動尊は、江戸近郊の不動信仰の霊場として参拝者を集める |
| 江戸時代 | 等々力の地名は、不動の滝が渓谷にしぶきを立ててとどろいていたことに由来するとも伝えられる |
| 近代 | 等々力周辺の都市化が進む中でも、等々力不動尊と等々力渓谷は地域の信仰と景勝地として守られる |
| 昭和時代 | 等々力渓谷が散策地として親しまれ、等々力不動尊は渓谷散策とあわせて参拝される寺院となる |
| 1999年 | 平成11年3月3日、等々力渓谷が東京都指定名勝となる。渓谷内の等々力不動尊と不動の滝も、景観と信仰を構成する重要な要素として紹介される |
| 平成以降 | 本院の満願寺では大塔の建立など新たな整備が進み、等々力不動尊も地域の信仰と観光の場として親しまれる |
| 現在 | 等々力不動尊は、不動明王を祀る満願寺の別院として、心願成就、除災招福、良縁成就などを願う参拝者を集めている |