北澤八幡神社東京都世田谷区

秋の北澤八幡神社1 秋の北澤八幡神社2 秋の北澤八幡神社3 秋の北澤八幡神社4
  • 文明年間に世田谷城主・吉良家が勧請したと伝わる北沢・代沢の鎮守
  • 世田谷城の北辺を守る神社として創建された八幡宮
  • 下北沢の街を見守る高台に鎮座し、例大祭や神楽殿で知られる神社

北澤八幡神社とは、東京都世田谷区代沢にある神社である。北澤八幡宮とも呼ばれ、北沢・代沢地域の鎮守として信仰を集めてきた。創建は文明年間(1469~1484)とされ、当時の世田谷城主であった吉良家が、世田谷北辺の守護神として八幡神を勧請したことに始まると伝わる。世田谷城から見て北東方向に位置することから、城の鬼門を守る神社としての性格も持っていたと考えられている。古くは「七澤八社随一正八幡宮」とも称され、北沢、馬引沢、野沢、奥沢、深沢など、周辺地域の信仰を集めた。江戸時代には地域の鎮守として崇敬され、慶安3年(1650)には当時の領主から社領の寄進を受けたと伝わる。現在は下北沢の市街地に近い高台に鎮座し、応神天皇、比売神、神功皇后、仁徳天皇を祀る神社として、例大祭、御朱印、地域の祭礼を通じて親しまれている。

北澤八幡神社の特長
目的 北沢・代沢地域の鎮守、世田谷城北辺の守護、八幡神への信仰、武運長久、地域守護、家内安全、厄除、商売繁盛、交通安全、初宮詣、七五三、地域祭礼の中心
特長 北澤八幡神社、北澤八幡宮、七澤八社随一正八幡宮、吉良家、世田谷城、世田谷吉良氏、応神天皇、比売神、神功皇后、仁徳天皇、八幡信仰、北沢、代沢、下北沢、神楽殿、富士山遥拝所、例大祭、北澤八幡神社例大祭、森巖寺、下北沢駅、池ノ上駅、世田谷代田駅
他の神社との違い ・世田谷城主・吉良家が、世田谷北辺の守護神として勧請したと伝わる神社である
・世田谷城の北東方向に位置し、城の鬼門守護と地域鎮守の性格をあわせ持つ
・古くは「七澤八社随一正八幡宮」と称され、北沢・代沢だけでなく周辺地域からも信仰を集めた
・下北沢の市街地に近い高台にあり、街を見守るような立地が特徴である
・例大祭では地域の神輿や祭礼行事が行われ、現在も北沢・代沢地域の結びつきを伝えている
北澤八幡神社DATA
別称 北澤八幡宮、七澤八社随一正八幡宮
所在地 東京都世田谷区
創建 文明年間(1469~1484)。世田谷城主であった吉良家が、世田谷北辺の守護神として勧請したことに始まると伝わる
創建者 吉良家
祭神 応神天皇、比売神、神功皇后、仁徳天皇
住所 東京都世田谷区代沢3-25-3
電話番号 03-3422-1370
参拝時間 境内参拝自由。授与所は10時~16時を目安
休館日 なし
拝観料 無料
備考 北澤八幡神社は、北沢・代沢地域の鎮守として信仰を集める神社である。文明年間に世田谷城主・吉良家が世田谷北辺の守護神として勧請したと伝わり、城の鬼門守護の性格も持っていたと考えられる。古くは「七澤八社随一正八幡宮」と称され、周辺地域の信仰を集めた。例祭は9月第1土曜日・日曜日に行われる。境内には神楽殿、末社、富士山遥拝所などがあり、下北沢駅、池ノ上駅、世田谷代田駅から徒歩圏内にある。森巖寺、下北沢の街並み、代沢周辺の散策とあわせて訪れると、世田谷北部の信仰と地域史を理解しやすい。
北澤八幡神社への交通アクセス
小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅から徒歩約10分

HISTORY 北澤八幡神社について

北澤八幡神社の歴史
文明年間 文明年間(1469~1484)、世田谷城主であった吉良家が、世田谷北辺の守護神として八幡神を勧請し、北澤八幡神社を創建したと伝わる
室町時代後期 世田谷城から見て北東方向に位置することから、城の鬼門を守る神社として信仰されたと考えられる
室町時代後期 北沢・代沢周辺の村々における鎮守として、地域の祭祀の中心となる
戦国時代 世田谷吉良氏の勢力下で、北澤八幡神社は世田谷北辺の守護神として崇敬を受ける
1590年 天正18年、豊臣秀吉の関東攻めにより後北条氏が滅亡し、世田谷吉良氏も没落する
江戸時代前期 世田谷吉良氏の支配が終わった後も、北澤八幡神社は北沢・代沢地域の鎮守として信仰を集める
1650年 慶安3年、当時の領主から社領の寄進を受けたと伝わる
1682年 天和2年の八幡宮拝殿額があったと伝わり、江戸時代前期から地域の崇敬を集めていたことがうかがえる
江戸時代 北沢・馬引沢・野沢・奥沢・深沢など、周辺地域の信仰を集め、「七澤八社随一正八幡宮」と称されたと伝わる
1812年 文化9年、別当寺であった森巖寺が火災に遭い、北澤八幡神社に関する古文書や記録の多くが失われたとされる
1824年 文政7年、斉田東野筆の手洗石が奉納されたと伝わる
1852年 嘉永5年、本殿が造営されたと伝わる
1854年 嘉永7年、「七澤八社随一正八幡宮」の拝殿額が奉納されたと伝わる
明治時代 神仏分離により別当寺との関係が整理され、北沢・代沢地域の神社としての運営が整えられる
1893年 明治26年、神楽殿が建てられたと伝わる
1920年 大正9年、幣殿・拝殿が新改築されたと伝わる
1978年 昭和53年、社殿が改築される
2018年 御鎮座550年事業の一環として、境内に富士山遥拝所が整備される
現在 北澤八幡神社は、北沢・代沢地域の鎮守として、例大祭や御朱印、地域の祭礼を通じて多くの参拝者を集めている

北澤八幡神社のコラム

城・寺・神社好きによる紹介コラム