松平家の家紋「梅鉢」
関宿城とは、千葉県野田市にあった中世から近世にかけての城である。利根川と江戸川の分岐点に近い水運・交通の要衝に築かれ、簗田氏の居城として発展した。戦国時代には後北条氏が北関東へ勢力を伸ばすうえで重要な拠点となり、江戸時代には関宿藩の藩庁として機能した。現在、城跡には本丸跡の石碑が残り、利根川と江戸川の分流点近くには千葉県立関宿城博物館が建つ。
| 目的 | 簗田氏の居城、関宿藩の藩庁、利根川水運と江戸防衛の拠点 |
|---|---|
| 特長 | 三方を大河に囲まれた水辺の城、関宿藩の中心、城郭風博物館 |
| 他の城との違い | ・利根川と江戸川の分岐点に近い水運の要衝に築かれた ・三方を大河に囲まれた守りやすく攻めにくい立地を持つ ・現在の千葉県立関宿城博物館は、史実上の天守を復原したものではなく、城郭風の博物館である |
| 石垣 | なし |
|---|---|
| 土塁 | 一部痕跡あり |
| 種類 | 土塁、堀、大溝、内堀、水辺の平城 |
| 石材 | 該当なし |
| 特長 | 関宿城は石垣を主体とする城ではなく、利根川・江戸川などの大河と、堀・土塁を防御に活かした水辺の平城である。現在も本丸跡地、大溝、内堀、三の丸などの配置から縄張りの巧みさをうかがうことができる。ただし、河川改修などにより城跡の景観は大きく変化しており、現在の千葉県立関宿城博物館は本来の本丸跡に建つものではない。 |
| 別称 | なし |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県野田市 |
| 築城 | 1457年 |
| 築城者 | 簗田氏 |
| 住所 | 千葉県野田市関宿町230-1ほか |
| 電話番号 | 04-7196-1400 |
| 開館時間 | 関宿城跡は見学自由。千葉県立関宿城博物館は9時~16時30分 |
| 休館日 | 関宿城跡はなし。千葉県立関宿城博物館は月曜日。祝祭日の場合は翌日。年末年始 |
| 入館料 | 関宿城跡は無料。千葉県立関宿城博物館は一般200円、高校生・大学生100円、中学生以下・65歳以上無料 |
| 備考 | 関宿城跡は野田市指定史跡で、本丸跡地や大溝、内堀、三の丸などの痕跡が残る。千葉県立関宿城博物館は、利根川と江戸川の分流点近くに建つ城郭風博物館で、「河川とそれにかかわる産業」をテーマに、河川改修、水運、流域の生活や産業、関宿城・関宿藩に関する資料を展示している。 |
| 1457年 | 簗田氏により関宿城が築かれたと伝わる |
|---|---|
| 戦国時代 | 簗田氏の居城として、利根川水運と北関東方面を押さえる拠点となる |
| 1574年 | 簗田氏が関宿城を開城し、後北条氏の支城となる |
| 1590年 | 徳川家康の関東入国後、松平康元が関宿城に入り、関宿藩が成立する |
| 江戸時代 | 関宿藩の藩庁となり、江戸防衛と利根川水運の要衝として重視される |
| 江戸時代 | 久世氏をはじめ、譜代大名が関宿藩主を務める |
| 1871年 | 廃藩置県により関宿藩が廃止される |
| 1995年 | 千葉県立関宿城博物館が開館する |
| 1999年 | 関宿城跡が野田市の史跡に指定される |
松平家の家紋「梅鉢」
| 藩庁 | 関宿城 |
|---|---|
| 旧地域 | 下総国葛飾郡 |
| 石高 | 4万石 |
| 譜代・外様 | 譜代 |
| 主な藩主 | 松平家・小笠原家・北条家・牧野家・板倉家・久世家 |