- 下総守護・千葉氏の本拠となった城
- 大規模な空堀・土塁・郭群が残る戦国時代の城跡
- 国指定史跡・続日本100名城に選定
本佐倉城とは、千葉県酒々井町と佐倉市にまたがる戦国時代の城跡である。下総守護・千葉氏が15世紀後半以降に本拠とした城で、印旛沼に近い交通の要衝に築かれた。城内には郭、空堀、土塁、櫓台、虎口などが良好に残り、戦国時代の千葉氏の本拠としての姿を現在に伝えている。現在は国指定史跡として整備され、続日本100名城にも選定されている。
本佐倉城の特長
| 目的 |
千葉氏の本拠、下総支配の拠点、軍事・政治・交通の要衝 |
| 特長 |
戦国時代の城、郭群、空堀、土塁、櫓台、虎口、城下町跡 |
| 他の城との違い |
・下総守護・千葉氏の本拠として発展した城である
・石垣ではなく、土塁と空堀を主体とした土の城である
・城跡だけでなく、周辺に広がった城下町の存在も重要である |
本佐倉城の石垣・土塁
| 石垣 |
なし |
| 土塁 |
現存 |
| 種類 |
土塁、空堀、櫓台、虎口、郭、馬場 |
| 石材 |
該当なし |
| 特長 |
本佐倉城は石垣を主体とする城ではなく、土塁と空堀によって郭を区画した戦国時代の土の城である。現在でも大規模な空堀、土塁、櫓台、虎口、郭群が明瞭に残り、城外から外郭、内郭へ向かうにつれて防御施設が複雑に配置されている。下総の有力大名・千葉氏の本拠にふさわしい、実戦的な縄張りを持つ城跡である。 |
本佐倉城DATA
| 別称 |
将門山城、根古谷城 |
| 所在地 |
千葉県酒々井町・佐倉市 |
| 築城 |
文明年間(1469年~1486年) |
| 築城者 |
千葉輔胤 |
| 住所 |
千葉県印旛郡酒々井町本佐倉・佐倉市大佐倉 |
| 電話番号 |
043-376-5747 |
| 開館時間 |
本佐倉城跡は見学自由。国史跡本佐倉城跡案内所は9時~16時30分 |
| 休館日 |
本佐倉城跡はなし。国史跡本佐倉城跡案内所は月曜日、祝日の翌日、年末年始 |
| 入館料 |
無料 |
| 備考 |
本佐倉城跡は国指定史跡で、続日本100名城にも選定されている。国史跡本佐倉城跡案内所では、本佐倉城跡と千葉氏の歴史を紹介する展示パネルや出土遺物を見学できる。続日本100名城スタンプは案内所のトイレ前に設置され、24時間押印できる。 |
- 本佐倉城への交通アクセス
- 京成電鉄本線「大佐倉」駅下車、徒歩約23分。
HISTORY
本佐倉城について
本佐倉城の歴史
| 1454年 |
享徳の乱が始まり、関東の戦乱が長期化する |
| 文明年間 |
千葉輔胤により本佐倉城が築かれたとされる |
| 15世紀後半 |
千葉氏が千葉から本佐倉へ本拠を移す |
| 16世紀前半 |
城下町が整い、本佐倉城は下総の政治・経済・軍事・文化の中心として繁栄する |
| 戦国時代 |
千葉氏が後北条氏と姻戚関係を強め、戦国大名として存続する |
| 1590年 |
豊臣秀吉の小田原攻めにより後北条氏が滅亡し、千葉氏も本佐倉城を失う |
| 江戸時代初期 |
佐倉城が築かれ、本佐倉城は城としての役割を終える |
| 1998年 |
本佐倉城跡が国の史跡に指定される |
| 2017年 |
続日本100名城に選定される |