にしん蕎麦京都府

にしん蕎麦1 にしん蕎麦2 にしん蕎麦3
  • 甘辛く炊いた身欠きにしんを温かいそばにのせる、京都を代表する名物料理
  • 明治15年(1882)に京都・南座近くの「松葉」二代目が考案したとされ、京都のそば文化として広まった
  • 昆布や節を使った上品なだしに、にしんの旨味と脂、甘辛い煮汁が溶け合う味わいが特徴

にしん蕎麦とは、甘辛く炊いた身欠きにしんを温かいそばにのせた京都の名物料理である。海から離れた京都では、かつて新鮮な海産物を入手しにくかったため、北海道などから北前船で運ばれてきた保存性の高い身欠きにしんが貴重な魚として広く利用された。明治15年(1882)、京都・南座近くの「松葉」二代目・松野与三吉が身欠きにしんとそばを組み合わせた「にしんそば」を考案したとされる。身欠きにしんをやわらかく甘辛く炊き、そばとともに温かなだしで味わうのが基本で、昆布や節を生かした京都らしい上品なつゆに、にしんの脂と旨味が加わることで深いコクが生まれる。現在では京都を代表する麺料理の一つとして、老舗のそば店を中心に親しまれている。

にしん蕎麦の特長
主な食材 そば、身欠きにしん、昆布や削り節などでとるだし、醤油、砂糖、みりん、ねぎなど
特長 にしん蕎麦、京都名物、京都ご当地料理、身欠きにしん、甘露煮、棒煮、温かいそば、京風だし、昆布だし、薄口醤油、北前船、保存食、明治時代、京都のそば文化
一般的な温かいそばとの違い ・乾燥させて保存性を高めた身欠きにしんを、やわらかく甘辛く炊いて具材にする
・明治15年(1882)に京都で考案されたとされる歴史を持つ
・海から離れた京都で、北前船などによって運ばれた身欠きにしんを活用した食文化を背景に持つ
・京都では昆布や節を使った比較的淡い味のだしと合わせるのが特徴である
・にしんの脂と甘辛い煮汁がそばつゆへ溶け出し、だしにコクを加える
・身欠きにしんを使った料理が多い京都ならではの食文化を象徴する麺料理の一つとなっている
権太呂 本店DATA
店舗名 権太呂 本店
所在地 京都府京都市中京区麸屋町通錦小路下ル 桝屋町521
ジャンル にしん蕎麦、そば、うどん、京料理
主な料理 にしん蕎麦、権太呂鍋、きつね、けいらん、天ぷらそば、ざるそば、天ざる、親子丼、にしん棒焚き、生麩田楽など
にしん蕎麦 身欠きにしんを使った「にしん」を温かいそばで提供。京都らしいだしと、にしんの旨味を合わせて味わえる
だし 「黄金の一汁」と呼ぶ自慢のだしには羅臼昆布を使い、うるめ節、さば節、めじか節の3種類を組み合わせる。素材の旨味と香りを引き出し、そばやうどんに合う味に仕上げている
主な価格 にしん1,600円、にしん棒焚き700円、ざる1,000円、天ざる1,800円、権太呂鍋5,000円など
営業時間 11:00〜21:30(ラストオーダー21:00)
定休日 水曜日。季節休業や臨時休業については最新情報を公式サイトで確認
席数 140席。1階は主にテーブル席、2階は主に掘りごたつ席、3階・4階には宴会場を備える
駐車場 なし。店舗両隣にコインパーキングあり
備考 明治43年(1910)創業のそば店をルーツとし、昭和21年(1946)に京都へ移転。現在の本店は数寄屋造りを取り入れた店内で、そばやうどん、名物の権太呂鍋などを提供する。
URL https://gontaro.co.jp/kyoto/
権太呂 本店への交通アクセス
阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩約1分。