一乗谷朝倉氏遺跡とは、福井県福井市にある一乗谷朝倉氏遺跡の中心部に残る朝倉館跡である。戦国大名・朝倉氏の当主館として整備され、館の周囲には土塁と水堀がめぐらされていた。館跡には建物の礎石、庭園跡、朝倉義景の墓、唐門などが残り、越前を治めた朝倉氏の政治・生活・文化の中心地であったことを伝えている。現在は特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡の一部として整備され、復原町並や一乗谷城跡とあわせて見学できる。
| 目的 | 朝倉氏当主の居館、越前支配の政庁、戦国大名都市の中心 |
|---|---|
| 特長 | 朝倉館跡、土塁、水堀、唐門、庭園跡、礎石、朝倉義景墓所 |
| 他の城との違い | ・天守や高石垣を持つ近世城郭ではない ・戦国大名の館と城下町、山城が一体となった遺跡である ・館跡だけでなく、復原町並、上城戸・下城戸、一乗谷城跡まで含めて戦国大名都市の姿を体感できる |
| 石垣 | 一部あり |
|---|---|
| 土塁 | 現存 |
| 種類 | 土塁、水堀、石積み、城戸、館跡、庭園跡 |
| 石材 | 笏谷石など |
| 特長 | 一乗谷朝倉氏遺跡は石垣を主体とする近世城郭ではなく、土塁と水堀で当主館を囲んだ戦国大名の館跡である。唐門周辺には人の背より高い土塁が残り、その外側には水堀がめぐっていた。館跡の防御は石垣よりも土塁・堀を中心に構成されており、谷の入口には上城戸・下城戸が設けられ、城下町全体を守る構造となっていた。 |
| 別称 | 朝倉館跡、朝倉義景館跡 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県福井市 |
| 築城 | 15世紀後半 |
| 築城者 | 朝倉氏 |
| 住所 | 福井県福井市城戸ノ内町 |
| 電話番号 | 0776-41-2330 |
| 開館時間 | 一乗谷朝倉氏遺跡は見学自由。復原町並は9時~17時。入場は16時30分まで |
| 休館日 | 一乗谷朝倉氏遺跡はなし。復原町並は年末年始(12月28日~1月4日) |
| 入場料 | 一乗谷朝倉氏遺跡は無料。復原町並は大人330円、小・中学生100円、70歳以上100円 |
| 備考 | 一乗谷朝倉氏遺跡は特別史跡、遺跡内の4つの庭園は特別名勝、出土品は重要文化財に指定されている。朝倉館跡のほか、復原町並、上城戸、下城戸、一乗谷城跡、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館などをあわせて見学できる。 |
| 1471年頃 | 朝倉孝景が越前支配を進め、一乗谷を本拠として整備する |
|---|---|
| 戦国時代 | 朝倉氏5代の本拠として、一乗谷に館・城下町・寺院・庭園が整えられる |
| 1567年 | 朝倉義景が足利義昭を一乗谷に迎え、朝倉館でもてなす |
| 1573年 | 織田信長との戦いに敗れ、朝倉氏が滅亡する |
| 1573年 | 一乗谷の城下町が焼失し、朝倉氏の館や町は廃絶する |
| 1967年 | 一乗谷朝倉氏遺跡の本格的な発掘調査が始まる |
| 1971年 | 一乗谷朝倉氏遺跡が国の特別史跡に指定される |
| 1991年 | 遺跡内の庭園が国の特別名勝に指定される |
| 1995年 | 復原町並が公開される |
| 2007年 | 一乗谷朝倉氏遺跡出土品が重要文化財に指定される |
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福井県福井市に残る一乗谷朝倉氏遺跡(朝倉氏遺跡)は、戦国大名・朝倉氏の本拠地に築かれた居館跡です。朝倉氏5代が103年にわたり治めた城下町跡で、発掘調査によって当時の建物配置や庭園構造が明らかになっており、当時の街並みがほぼ完全に復元された「復原町並」や4つの庭園など見どころが数多くあります。国の特別史跡・特別名勝・重要文化財の三重指定を受けた全国でも珍しい遺構で、日本遺産「福井・勝山 石がたり」の構成文化財にもなっています。