- 小野寺氏ゆかりの山城
- 稲庭地域を見下ろす急峻な尾根上の城跡
- 現在は資料館・展望施設として整備
稲庭城とは、秋田県湯沢市にある中世の山城跡である。小野寺氏ゆかりの城として知られ、急峻な尾根上に築かれた。現在は二の丸跡に模擬天守風の資料館「稲庭城」が建ち、小野寺氏の歴史や稲庭地域の文化、稲庭うどん・川連漆器などの産業を紹介している。
稲庭城の特長
| 目的 |
小野寺氏の本拠、防御拠点、地域支配の拠点 |
| 特長 |
急峻な尾根上に築かれた山城、現在は資料館・展望施設として整備 |
| 他の城との違い |
・現存天守を持つ城ではない
・現在の天守風建物は資料館として建てられたもの
・城跡へはスロープカーで上ることができる |
稲庭城の石垣・土塁
| 石垣 |
なし |
| 土塁 |
一部痕跡あり |
| 種類 |
山城、曲輪、堀切、尾根上の防御遺構 |
| 石材 |
該当なし |
| 特長 |
稲庭城は石垣を主体とする城ではなく、急峻な尾根地形を利用した山城である。城跡周辺には本丸跡、二の丸跡、堀切、狼煙台跡などがあり、地形そのものを防御に活かした中世城郭の特徴を残している。現在の模擬天守風建物は、二の丸跡に建てられた資料館である。 |
稲庭城DATA
| 別称 |
早坂館、鶴ヶ城、舞鶴城 |
| 所在地 |
秋田県湯沢市 |
| 築城 |
鎌倉時代 |
| 築城者 |
小野寺氏 |
| 住所 |
秋田県湯沢市稲庭町字古舘前平50 |
| 電話番号 |
0183-43-2929 |
| 開館時間 |
9時30分~16時30分 |
| 休館日 |
毎週火曜日。火曜日が祝日にあたる場合は、その直後の平日営業日 |
| 開館期間 |
4月中旬~11月上旬 |
| 入館料 |
大人430円、小・中学生210円、小学生未満無料 |
| 備考 |
入館料にはスロープカー往復料金を含む。館内には小野寺氏を紹介する展示、町の歴史・産業展示、黄金の間、展望台などがある。 |
- 稲庭城への交通アクセス
- JR奥羽本線「湯沢駅」駅からバス約30分。
HISTORY
稲庭城について
稲庭城の歴史
| 鎌倉時代 |
小野寺氏が雄勝郡に入り、稲庭城を本拠としたと伝わる |
| 室町時代 |
小野寺氏が京都御扶持衆として活動し、稲庭周辺を支配する |
| 戦国時代 |
小野寺氏が雄勝・平鹿・仙北・由利方面へ勢力を広げる |
| 1582年 |
小野寺氏の支配領域が雄勝・平鹿、仙北・由利地方にまで及んだとされる |
| 1590年 |
豊臣秀吉の奥羽仕置により、小野寺氏は所領を安堵される |
| 1600年 |
関ヶ原の戦い後、小野寺氏が改易され、稲庭城は役割を終える |
| 1988年 |
城跡に資料館「稲庭城」が建てられる |