- 平戸藩戦国時代から明治まで平戸を支配した松浦氏が治める
- 平戸藩とは 平戸藩とは、肥前国松浦郡と彼杵郡の一部、および壱岐国を治めた藩である。 現在の長崎県平戸市にあった藩で、関係する城として平戸城を持つ藩である。 戦国時代から平戸を支配してきた松浦氏によって
平戸城とは、長崎県平戸市にある江戸時代の城跡である。平戸港を見下ろす亀岡の丘陵上に築かれ、平戸藩松浦氏の居城となった。慶長4年(1599)に松浦鎮信が日の岳城を築いたことに始まるが、慶長18年(1613)に焼失した。約90年後の宝永元年(1704)、松浦棟により再築が始まり、享保3年(1718)に完成した。現在は復興天守、見奏櫓、懐柔櫓、地蔵坂櫓、乾櫓などが整備され、藩政時代から残る狸櫓、北虎口門、石垣とともに平戸城の姿を伝えている。
| 目的 | 平戸藩の政庁、松浦氏の居城、平戸港・平戸瀬戸の監視、城下町支配の拠点 |
|---|---|
| 特長 | 松浦氏、松浦鎮信、松浦棟、平戸港、平戸瀬戸、復興天守、狸櫓、北虎口門、懐柔櫓、平戸城CASTLE STAY、日本100名城 |
| 他の城との違い | ・平戸港を見下ろす、海に面した平山城である ・藩政時代の天守はなく、現在の天守は昭和37年(1962)に建てられた模擬天守である ・懐柔櫓は日本100名城初の常設宿泊施設「城泊」として活用されている |
| 石垣 | 現存・復元整備 |
|---|---|
| 土塁 | 一部あり |
| 種類 | 野面積、打込接、石垣、櫓台、虎口、平山城、海城 |
| 石材 | 自然石、割石など |
| 特長 | 平戸城は、平戸港を望む丘陵地を利用した海辺の平山城である。城内には石垣、櫓台、虎口が残り、北側には北虎口門と狸櫓が藩政時代の遺構として残る。狸櫓は正式には多聞櫓で、平戸城に残る藩政時代唯一の櫓である。再築時には山鹿流の思想を取り入れた縄張りが施されたとされ、平戸瀬戸や白浜港を見張るように櫓が配置された。現在の天守や一部櫓は復興・復元建物であるため、城郭遺構としては石垣、虎口、現存する狸櫓・北虎口門を中心に見るのが自然である。 |
| 別称 | 亀岡城、亀甲城、日の岳城 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県平戸市 |
| 築城 | 1599年。再築は1704年着工、1718年完成 |
| 築城者 | 松浦鎮信。再築は松浦棟 |
| 住所 | 長崎県平戸市岩の上町1458番地1 |
| 電話番号 | 0950-22-2201 |
| 開場時間 | 4月1日~9月30日は8時30分~18時、10月1日~3月31日は8時30分~17時 |
| 休館日 | 12月30日~12月31日 |
| 入館料 | 大人520円、高校生310円、小・中学生200円。30名以上の団体割引あり |
| 備考 | 平戸城は日本100名城に選定されている。現在の天守は昭和37年(1962)に建てられた模擬天守で、史実上の天守を復元したものではない。藩政時代の建物として狸櫓、北虎口門が残る。懐柔櫓は「平戸城CASTLE STAY 懐柔櫓」として宿泊施設化されている。天守からは平戸瀬戸、平戸大橋、平戸港、遠く壱岐方面まで望むことができる。 |
平戸城は、長崎県平戸市にあった平山城です。平戸は古くから国外貿易の窓口であり、江戸時代初期まではオランダやイギリスなどヨーロッパの商館も存在しました。平戸城は一度破却された後再建されたという異色の歴史を持ちます。 そんな平戸城の歴史を紐解いていきましょう。
| 1599年 | 松浦鎮信が亀岡の地に日の岳城を築き始める |
|---|---|
| 1600年 | 関ヶ原の戦い後、松浦氏が平戸藩主として存続する |
| 1613年 | 日の岳城が焼失する |
| 江戸時代前期 | 松浦氏は城を持たず、御館を政庁として平戸藩を治める |
| 1691年 | 松浦棟が幕府の寺社奉行となる |
| 1704年 | 松浦棟により、平戸城の再築が始まる |
| 1718年 | 平戸城の再築工事が完成する |
| 江戸時代 | 松浦氏の居城として、平戸藩の政庁となる |
| 1775年 | 松浦清、静山が9代藩主となる |
| 1779年 | 松浦清が藩校「維新館」を創設し、平戸城に楽歳堂文庫を設立する |
| 1821年 | 松浦清が随筆集『甲子夜話』を書き始める |
| 1871年 | 廃藩置県により平戸藩が廃止される |
| 明治時代 | 城郭建物の多くが失われるが、狸櫓や北虎口門などが残る |
| 1962年 | 現在の模擬天守が建てられる |
| 2006年 | 日本100名城に選定される |
| 2021年 | 懐柔櫓が城泊施設として活用され、平戸城CASTLE STAYが始まる |
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| 藩庁 | 平戸城 |
|---|---|
| 旧地域 | 肥前国松浦郡・彼杵郡・壱岐国 |
| 石高 | 6万1000石 |
| 譜代・外様 | 外様 |
| 主な藩主 | 松浦家 |
| 推定人口 | 15万人(明治元年) |
長崎県平戸市の平戸城は、平戸藩松浦氏の居城として知られる梯郭式の平山城です。海に面しており、海外との貿易の拠点としても知られました。現在は模擬天守が建てられており、一帯が「亀岡公園」として整備されています。