足利氏館とは、栃木県足利市にある中世の武士居館跡である。足利氏ゆかりの館跡で、現在は真言宗大日派の本山・鑁阿寺の境内となっている。四方を土塁と水堀で囲む方形居館の姿を今に伝えており、天守や石垣を持つ近世城郭とは異なる、中世武士の館の構えを見ることができる。
| 目的 | 足利氏の居館、武士の本拠、氏寺としての機能 |
|---|---|
| 特長 | 方形居館、土塁、水堀、鑁阿寺本堂、楼門、太鼓橋 |
| 他の城との違い | ・天守や石垣を持つ近世城郭ではない ・四方を土塁と水堀で囲む中世武士の館跡である ・現在は国宝本堂を中心とする鑁阿寺の境内となっている |
| 石垣 | なし |
|---|---|
| 土塁 | 現存 |
| 種類 | 土塁、水堀、方形居館、平城 |
| 石材 | 該当なし |
| 特長 | 足利氏館は石垣を主体とする城ではなく、土塁と水堀によって四方を囲んだ中世の方形居館である。現在の鑁阿寺境内の周囲には土塁と水堀が残り、鎌倉時代前後の武士の館の構えを伝えている。近世城郭のような高石垣や天守台はなく、土の防御線と水堀が大きな見どころである。 |
| 別称 | 鑁阿寺、足利氏宅跡 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県足利市 |
| 築城 | 鎌倉時代 |
| 築城者 | 足利義兼 |
| 住所 | 栃木県足利市家富町2220 |
| 電話番号 | 0284-41-2627 |
| 開館時間 | 境内は見学自由。本堂周辺は9時~16時を目安 |
| 休館日 | なし |
| 入館料 | 無料 |
| 備考 | 現在は鑁阿寺の境内となっている。鑁阿寺本堂は国宝に指定され、鐘楼・経堂なども重要文化財に指定されている。日本100名城スタンプは鑁阿寺本堂に設置されている。 |
| 鎌倉時代 | 足利義兼が館を構えたとされる |
|---|---|
| 1197年 | 足利義兼により鑁阿寺が建立される |
| 鎌倉時代以降 | 足利氏ゆかりの氏寺として信仰を集める |
| 室町時代 | 足利将軍家ゆかりの寺院として保護される |
| 1922年 | 足利氏宅跡として国の史跡に指定される |
| 2006年 | 日本100名城に選定される |
| 2013年 | 鑁阿寺本堂が国宝に指定される |
足利氏館は栃木県足利市にある武士の館跡で、現在は鑁阿寺(ばんなじ)として知られています。鎌倉幕府を支えた名門・足利氏の本拠地であり、のちに室町幕府を開いた足利尊氏の祖先の拠点としても重要な歴史を持つ場所でもあります。