- 上杉方の関東攻略拠点となった城
- 忍城の成田氏・後北条氏と対峙した平城
- 現在は古城天満宮周辺に城跡の名残を伝える
羽生城とは、埼玉県羽生市にあった戦国時代の平城である。利根川や沼地に近い低湿地帯を利用した城で、戦国時代には上杉方の関東攻略拠点として重要な役割を担った。後北条氏や忍城の成田氏との攻防の舞台となり、天正2年に自落したとされる。現在は古城天満宮周辺が羽生城跡として知られ、石碑や説明板が城の記憶を伝えている。
羽生城の特長
| 目的 |
上杉方の関東攻略拠点、北武蔵の防衛拠点、地域支配の拠点 |
| 特長 |
低湿地を利用した平城、上杉氏と後北条氏の攻防の舞台、古城天満宮周辺の城跡 |
| 他の城との違い |
・天守や石垣を見せる城ではない
・沼地や水系を防御に活かした平城である
・上杉方の拠点として、後北条方の忍城と対峙した城である |
羽生城の石垣・土塁
| 石垣 |
なし |
| 土塁 |
痕跡・伝承地あり |
| 種類 |
土塁、堀、沼地、平城、曲輪 |
| 石材 |
該当なし |
| 特長 |
羽生城は石垣を主体とする城ではなく、低湿地や沼地、堀、土塁を利用した平城であったと考えられる。現在は市街地化により城郭遺構を明確に確認できる場所は限られるが、古城天満宮周辺が羽生城跡として伝わり、石碑や説明板が設置されている。城跡としては、石垣ではなく水辺の地形と土の防御を中心に理解するのが自然である。 |
羽生城DATA
| 別称 |
なし |
| 所在地 |
埼玉県羽生市 |
| 築城 |
16世紀初頭、または1540年頃 |
| 築城者 |
広田直繁と伝わる |
| 住所 |
埼玉県羽生市東5丁目周辺 |
| 電話番号 |
048-561-1121 |
| 開館時間 |
見学自由 |
| 休館日 |
なし |
| 入館料 |
無料 |
| 備考 |
現在は古城天満宮周辺が羽生城跡として伝わる。羽生市指定史跡で、現地には羽生城址の石碑や説明板がある。市街地化により、城郭遺構を明確に確認できる場所は限られる。 |
- 羽生城への交通アクセス
- 東武伊勢崎線羽生駅から東へ徒歩20分。
HISTORY
羽生城について
羽生城の歴史
| 16世紀初頭 |
羽生城が築かれたとされる |
| 1540年頃 |
広田直繁が羽生城を築いたとも伝わる |
| 1560年 |
長尾景虎、のちの上杉謙信の関東出兵以降、羽生城が上杉方の関東攻略拠点となる |
| 戦国時代 |
後北条氏や忍城の成田氏との攻防の舞台となる |
| 1574年 |
後北条氏の攻撃を受け、羽生城が自落する |
| 1590年 |
徳川家康の関東入国後、羽生城が大久保氏に与えられる |
| 1614年 |
羽生城が廃城となる |
| 1971年 |
羽生城跡が羽生市指定史跡となる |