- 鶴見川沿いの丘陵上に築かれた中世城郭
- 太田道灌の攻撃を受けた長尾景春の乱ゆかりの城
- 土塁・空堀・曲輪が残る続日本100名城
小机城とは、神奈川県横浜市港北区にある中世の城跡である。鶴見川に突き出た丘陵上に築かれ、神奈川湊や鶴見川、鎌倉街道に関わる交通の要衝を押さえる城であった。文明10年(1478)には長尾景春の乱にともない太田道灌に攻め落とされ、戦国時代には小田原北条氏の関東進出を支える重要な軍事拠点となった。現在は小机城址市民の森として整備され、本丸・二の丸・空堀・土塁などが残る。
小机城の特長
| 目的 |
交通の要衝の支配、鶴見川流域の防衛拠点、小田原北条氏の軍事拠点 |
| 特長 |
丘陵上の城、土塁、空堀、本丸、二の丸、竹林に囲まれた城址 |
| 他の城との違い |
・石垣ではなく、土塁と空堀を主体とした土の城である
・横浜市内にありながら、中世城郭の地形をよく残している
・現在は小机城址市民の森として、竹林の中を歩きながら遺構を見学できる |
小机城の石垣・土塁
| 石垣 |
なし |
| 土塁 |
現存 |
| 種類 |
土塁、空堀、曲輪、虎口、丘陵上の城 |
| 石材 |
該当なし |
| 特長 |
小机城は石垣を主体とする城ではなく、丘陵地形を活かし、土塁と空堀によって構成された中世城郭である。現在も本丸・二の丸周辺には空堀や土塁が残り、曲輪を区切る防御構造を確認できる。城跡は竹林に覆われた小机城址市民の森として整備されており、横浜市内で土の城の遺構を体感できる貴重な城跡である。 |
小机城DATA
| 別称 |
飯田城、根古屋城 |
| 所在地 |
神奈川県横浜市 |
| 築城 |
15世紀半ば頃 |
| 築城者 |
不明 |
| 住所 |
神奈川県横浜市港北区小机町 |
| 電話番号 |
045-540-2235 |
| 開館時間 |
見学自由 |
| 休館日 |
なし |
| 入館料 |
無料 |
| 備考 |
現在は小机城址市民の森として整備されている。本丸広場、二の丸広場、空堀、土塁などを見学できる。続日本100名城にも選定されており、スタンプは横浜市城郷小机地区センターなどに設置されている。 |
- 小机城への交通アクセス
- JR横浜線「小机」駅下車、徒歩約13分
HISTORY
小机城について
小机城の歴史
| 15世紀半ば頃 |
小机城が築かれていたと考えられる |
| 1478年 |
長尾景春の乱にともない、太田道灌が小机城を攻め落とす |
| 戦国時代 |
小田原北条氏の関東進出における重要な軍事拠点となる |
| 戦国時代 |
北条氏の重臣・笠原氏が城代となり、その後、北条一族が城主となる |
| 1590年 |
豊臣秀吉の小田原攻め後、徳川家康の関東入国にともない廃城となる |
| 2017年 |
続日本100名城に選定される |