五稜郭とは、北海道函館市にある江戸時代末期に築かれた西洋式城郭である。星形五角形の縄張りを持つ稜堡式城郭で、箱館奉行所を移転するために築かれた。幕末の北方防衛と蝦夷地支配の拠点であり、のちに箱館戦争の舞台として歴史に名を刻んだ。
| 目的 | 北方防衛、箱館奉行所の移転 |
|---|---|
| 特長 | 星形五角形の西洋式城郭、土塁と水堀による防御 |
| 他の城との違い | ・天守を中心とする城ではない ・日本の伝統的な城郭ではなく、西洋の稜堡式城郭を取り入れている ・戦国期の山城や近世城郭とは異なり、大砲戦を意識した構造を持つ |
| 石垣 | 現存 |
|---|---|
| 種類 | 切石積み、一部にはね出し石垣 |
| 石材 | 安山岩 |
| 特長 | 五稜郭は土塁を主体とする西洋式城郭だが、郭内への出入口となる本塁などには石垣が築かれている。正面側の石垣上部には、敵がよじ登りにくいよう石を張り出させた「はね出し」が見られる。 |
| 別称 | 亀田御役所土塁、柳野城 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道函館市 |
| 築城 | 1864年 |
| 築城者 | 江戸幕府 |
| 設計 | 武田斐三郎 |
| 住所 | 北海道函館市五稜郭町44番地 |
| 電話番号 | 0138-31-5505 |
| 開園時間 | 郭外は常時。郭内は4月~10月が5時~19時、11月~3月が5時~18時 |
| 休園日 | なし |
| 入園料 | 無料 |
| 備考 | 復元された箱館奉行所は別途入館料が必要。一般500円、学生・生徒・児童250円、未就学児無料。 |
| 1857年 | 五稜郭の築造が始まる |
|---|---|
| 1864年 | 五稜郭の竣工、箱館奉行所が移転 |
| 1866年 | 五稜郭が完成 |
| 1868年 | 旧幕府軍が五稜郭を占拠 |
| 1869年 | 箱館戦争が終結し、旧幕府軍が降伏 |
| 1914年 | 五稜郭公園として一般開放 |
| 1952年 | 国の特別史跡に指定 |
| 2010年 | 箱館奉行所が復元公開 |
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北海道函館市にある五稜郭は日本初の西洋式城郭で、5つの角(=稜)を持つ星の形をしています。新撰組副長・土方歳三の最期でも知られる箱館戦争の激戦地として有名な場所で、現在は国の特別史跡に指定されています。春は桜の名所としても人気です。