- 道南十二館のうち最も東に位置する館
- 土塁と空堀に囲まれた中世の館跡
- 津軽海峡を望む海岸段丘上の史跡
志苔館とは、北海道函館市にある中世の館跡である。蝦夷地に渡来した和人が築いた道南十二館のひとつで、津軽海峡を望む海岸段丘上に位置する。館跡には土塁や空堀、建物跡、井戸跡などが残り、北海道南部における中世の交易・支配のあり方を伝える貴重な史跡である。
志苔館跡の特長
| 目的 |
交易拠点、防御拠点、地域支配の拠点 |
| 特長 |
道南十二館の最東端、土塁と空堀に囲まれた中世館跡 |
| 他の城との違い |
・天守や石垣を持つ近世城郭ではない
・和人が蝦夷地に築いた中世の館である
・津軽海峡を望む立地から、交易・海上交通との関係がうかがえる |
志苔館跡の石垣・土塁
| 石垣 |
なし |
| 土塁 |
現存 |
| 種類 |
土塁、空堀 |
| 石材 |
該当なし |
| 特長 |
志苔館は石垣を主体とする城ではなく、土塁と空堀によって郭を囲む中世の館跡である。現地では土塁・空堀のほか、発掘調査に基づいて建物跡、柵跡、井戸跡などが平面表示されている。 |
志苔館跡DATA
| 別称 |
志濃里館、志海苔館 |
| 所在地 |
北海道函館市 |
| 築城 |
14世紀末頃 |
| 築城者 |
小林氏 |
| 住所 |
北海道函館市志海苔町・赤坂町 |
| 電話番号 |
0138-21-3456 |
| 開館時間 |
見学自由 |
| 休館日 |
なし |
| 入館料 |
無料 |
| 備考 |
史跡内に続日本100名城スタンプが設置されている。史跡に駐車場はない。 |
- 志苔館跡への交通アクセス
- 函館空港から徒歩約23分。
HISTORY
志苔館跡について
志苔館跡の歴史
| 14世紀末頃 |
志苔館の創建期と考えられる時期 |
| 1457年 |
コシャマインの戦いにより志苔館が陥落したと記録される |
| 1512年 |
再びアイヌとの戦いにより陥落したと記録される |
| 16世紀以降 |
小林氏が松前藩に従属したとされ、志苔館は事実上廃館になったと推定される |
| 1968年 |
付近から大量の古銭を納めた甕が出土 |
| 2017年 |
続日本100名城に認定 |