- 陸奥国府と鎮守府が置かれた古代城柵
- 古代東北の政治・軍事の中心地
- 南門・築地塀が復元された特別史跡
多賀城とは、宮城県多賀城市にある奈良時代から平安時代にかけての古代城柵・官衙遺跡である。724年に大野東人によって創建され、陸奥国府と鎮守府が置かれた。約900メートル四方の広大な城内には、政務や儀式を行う政庁があり、古代東北の政治・軍事の中心地として機能した。
多賀城の特長
| 目的 |
陸奥国府、鎮守府、古代東北の政治・軍事拠点 |
| 特長 |
古代城柵・官衙遺跡、政庁跡、南門・築地塀の復元 |
| 他の城との違い |
・中世城郭や近世城郭ではなく、古代の城柵である
・天守や石垣を見せる城ではない
・陸奥国府と鎮守府が置かれた、古代東北支配の中枢である |
多賀城の石垣・土塁
| 石垣 |
なし |
| 土塁 |
築地塀・外郭施設の復元あり |
| 種類 |
築地塀、外郭、政庁、官衙、古代城柵 |
| 石材 |
該当なし |
| 特長 |
多賀城は石垣を主体とする城ではなく、築地塀で外郭を囲んだ古代城柵である。周囲は約900メートル四方に及び、南・東・西に門が開かれていた。城内のほぼ中央には政庁が置かれ、重要な政務や儀式が行われた。現在は南門や築地塀が復元され、古代城柵の姿を体感できる。 |
多賀城DATA
| 別称 |
多賀柵、陸奥国府 |
| 所在地 |
宮城県多賀城市 |
| 築城 |
724年 |
| 築城者 |
大野東人 |
| 住所 |
宮城県多賀城市市川 |
| 電話番号 |
022-368-5094 |
| 開館時間 |
多賀城跡は見学自由。多賀城跡ガイダンス施設は9時~16時30分 |
| 休館日 |
多賀城跡はなし。多賀城跡ガイダンス施設は12月28日~1月4日 |
| 入館料 |
無料 |
| 備考 |
多賀城跡は特別史跡に指定されている。南門・築地塀が復元され、政庁跡や多賀城碑などを見学できる。多賀城跡ガイダンス施設では、CG映像や出土品の3Dモデルなどで古代都市多賀城を学ぶことができる。 |
- 多賀城への交通アクセス
- JR東北本線「国府多賀城」駅から徒歩約18分。
HISTORY
多賀城について
多賀城の歴史
| 724年 |
大野東人により多賀城が創建される |
| 奈良時代 |
陸奥国府と鎮守府が置かれ、古代東北の政治・軍事の中心となる |
| 762年 |
藤原恵美朝獦により多賀城が修造され、多賀城碑が建てられる |
| 平安時代 |
陸奥国府として引き続き機能する |
| 11世紀中頃 |
多賀城が古代城柵としての役割を終える |
| 1922年 |
多賀城跡附寺跡として国の史跡に指定される |
| 1966年 |
多賀城跡附寺跡が特別史跡に指定される |
| 2025年 |
復元された多賀城南門・築地塀が一般公開される |