板倉家の家紋「九曜巴」
福島城とは、福島県福島市にあった中世から近世にかけての城である。もとは杉目城と呼ばれ、豊臣秀吉の奥羽仕置後に木村吉清が杉目城を福島城と改めた。江戸時代には福島藩の藩庁が置かれ、板倉氏の時代に城下町の整備が進められた。現在は福島県庁周辺が城跡にあたり、県庁裏に残る土塁跡が当時の名残を伝えている。
| 目的 | 福島藩の藩庁、領国支配の拠点、城下町支配の中心 |
|---|---|
| 特長 | 天守を持たない平城、福島県庁周辺に残る城跡、現存土塁 |
| 他の城との違い | ・天守を中心に見せる城ではない ・現在は福島県庁などの官庁街となっている ・県庁裏に現存する土塁跡が、福島城の数少ない遺構として残る |
| 石垣 | なし |
|---|---|
| 土塁 | 一部現存 |
| 種類 | 土塁、堀、平城、陣屋 |
| 石材 | 該当なし |
| 特長 | 福島城は石垣を主体とする城ではなく、土塁と堀を備えた平城である。天守はなく、江戸時代には陣屋が置かれていた。現在、城跡の多くは福島県庁などの官庁街となっているが、県庁西庁舎南側には福島城で現存する唯一の土塁が残り、福島城西門南土手にあたる土塁の一部とされる。 |
| 別称 | 杉目城、杉妻城、大仏城 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県福島市 |
| 築城 | 中世 |
| 築城者 | 不明 |
| 住所 | 福島県福島市杉妻町2-16周辺 |
| 電話番号 | 024-525-3722 |
| 開館時間 | 見学自由 |
| 休館日 | なし |
| 入館料 | 無料 |
| 備考 | 現在は福島県庁周辺が福島城跡にあたる。城跡には福島城址の石碑があり、県庁裏には現存する土塁跡が残る。周辺には板倉神社や紅葉山公園など、福島城ゆかりの場所がある。 |
| 中世 | 杉目城、杉妻城、大仏城などと呼ばれる城館があったとされる |
|---|---|
| 1590年 | 豊臣秀吉の奥羽仕置により、信達地方が蒲生氏郷の領地となる |
| 1593年頃 | 木村吉清が大森城から杉目城へ城と町の機能を移し、福島城と改名する |
| 1598年 | 上杉景勝の支配下に入り、福島城は上杉領の城となる |
| 江戸時代 | 福島藩の藩庁として機能する |
| 1702年 | 板倉氏が福島藩主となり、以後、幕末まで福島を治める |
| 江戸時代中期 | 板倉重寛により、大手門・福島城・城下町の整備が進められる |
| 1868年 | 戊辰戦争の際、福島藩は新政府軍に降伏する |
| 1871年 | 廃藩置県により福島藩が廃止される |
| 現在 | 福島県庁周辺が城跡となり、県庁裏に土塁跡が残る |
板倉家の家紋「九曜巴」
| 藩庁 | 福島城 |
|---|---|
| 旧地域 | 陸奥国信夫郡 |
| 石高 | 3万石 |
| 譜代・外様 | 譜代 |
| 主な藩主 | 本多家、堀田家、板倉家 |
| 推定人口 | 3万人(明治元年) |