- 岸和田藩大阪南部を治め紀州を監視した
- 岸和田藩とは 岸和田藩とは、和泉国南郡・日根郡などを領有した藩であり、岸和田城を関係する城とした藩である。 藩名は岸和田藩で、1600年から1871年まで続き、大阪府南部を治めた藩である。 岸和田の地
岸和田城とは、大阪府岸和田市にある中世から近世にかけての城跡である。和泉国の交通・軍事の要衝に築かれ、豊臣政権期には小出秀政らによって整備された。江戸時代には大坂城の南を守る重要な城として位置づけられ、寛永17年(1640)に岡部宣勝が入城すると、以後、岡部氏が明治維新まで岸和田藩を治めた。現在は本丸周辺が整備され、復興天守、石垣、水堀、岸和田城庭園「八陣の庭」が城の姿を伝えている。
| 目的 | 和泉国支配の拠点、大坂南方の防衛、岸和田藩の政庁、紀州街道の監視 |
|---|---|
| 特長 | 復興天守、石垣、水堀、八陣の庭、岡部氏、伏見櫓跡、だんじり祭の城下町 |
| 他の城との違い | ・大坂城の南を守る要地として江戸幕府に重視された ・国指定名勝の岸和田城庭園「八陣の庭」を城内に持つ ・現在の天守は昭和29年(1954)に建てられた復興天守で、史実上の天守を完全に復元したものではない |
| 石垣 | 現存 |
|---|---|
| 土塁 | 一部痕跡あり |
| 種類 | 野面積、打込接、石垣、水堀、曲輪、平城 |
| 石材 | 和泉砂岩、花崗岩、自然石など |
| 特長 | 岸和田城には、本丸を囲む石垣と水堀が残る。石垣は自然石や割石を用いた力強い積み方が見られ、復興天守や隅櫓風建物とともに城郭らしい景観をつくっている。現在の二の丸公園には、元和9年(1623)に伏見城から移築された伏見櫓の跡があり、岸和田城が徳川政権にとって重要な城であったことを示している。城跡としては、天守だけでなく、石垣・堀・伏見櫓跡・八陣の庭をあわせて見るのが自然である。 |
| 別称 | 千亀利城、猪伏山滕城 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府岸和田市 |
| 築城 | 南北朝時代頃と伝わる |
| 築城者 | 和田高家と伝わる |
| 住所 | 大阪府岸和田市岸城町9-1 |
| 電話番号 | 072-431-3251 |
| 開場時間 | 9時~17時。入場は16時30分まで |
| 休場日 | 年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間。月曜日は祝日・休日の場合を除き休場 |
| 入場料 | 大人300円、中学生以下無料 |
| 備考 | 現在の天守は1954年に建てられた復興天守である。岸和田城庭園「八陣の庭」は昭和28年(1953)に重森三玲が作庭した庭園で、平成26年(2014)に国の名勝に指定された。岸和田城は続日本100名城にも選定されている。 |
岸和田城は現在の大阪府岸和田市岸城町に存在していた平城です。
大阪府の城といえば岸和田城が有名ですが、岸和田にも城があり和泉国南郡・日根郡などを納めた岸和田藩の藩庁として機能しました。また、戦国時代には石山本願寺攻めの拠点となり、織田信長など有名な武将も滞在しました。そんな岸和田城の歴史を紐解いていきましょう。
| 南北朝時代 | 和田高家が岸和田に城を築いたと伝わる |
|---|---|
| 戦国時代 | 和泉国の要衝として、三好氏や織田氏、豊臣氏の勢力下で城が整備される |
| 1585年 | 小出秀政が岸和田城主となり、城の整備を進める |
| 江戸時代初期 | 大坂城の南を守る城として、幕府により重視される |
| 1623年 | 伏見城から伏見櫓が二の丸へ移築される |
| 1640年 | 岡部宣勝が岸和田城に入り、以後、岡部氏が明治維新まで岸和田藩を治める |
| 江戸時代 | 岸和田藩の政庁として機能し、城下町が発展する |
| 1827年 | 落雷により天守が焼失し、以後再建されない |
| 明治時代 | 廃城により城郭建造物の多くが失われる |
| 1954年 | 現在の復興天守が建てられる |
| 1953年 | 重森三玲により岸和田城庭園「八陣の庭」が作庭される |
| 2014年 | 岸和田城庭園「八陣の庭」が国の名勝に指定される |
| 2017年 | 続日本100名城に選定される |
岸和田城と関連する事件を読む
| 藩庁 | 岸和田城 |
|---|---|
| 旧地域 | 和泉国南郡・日根郡 |
| 石高 | 6万石 |
| 譜代・外様 | 外様・譜代 |
| 主な藩主 | 小出家、松平家、岡部家 |
| 推定人口 | 6万3000人(明治元年) |
大阪府岸和田市にある岸和田城は、本丸と二の丸が橋で繋がった形が機織りの縦糸を巻く道具「ちきり」に似ていることから「千亀利(ちきり)城」「猪伏山縢(ちぎり)城」の別名があります。昭和に入って再建された天守に加え、重森三玲の庭園があることでも知られています。