滝山城とは、東京都八王子市にある戦国時代の平山城跡である。もとは武蔵守護代・大石氏の城とされ、のちに小田原北条氏の一族・北条氏照の居城となった。加住丘陵の自然地形を活かし、空堀、土塁、馬出、虎口、横矢掛かりを巧みに配置した中世城郭で、八王子城築城以前の北条氏照の本拠として知られる。現在は都立滝山公園として整備され、桜やヤマツツジの名所としても親しまれている。
| 目的 | 大石氏・北条氏照の居城、武蔵西部の防衛拠点、甲州方面への備え |
|---|---|
| 特長 | 平山城、空堀、土塁、馬出、虎口、横矢掛かり、中の丸、本丸 |
| 他の城との違い | ・石垣ではなく、土塁と空堀を主体とした土の城である ・北条氏照が八王子城へ移る前の本拠である ・複雑な虎口や横矢掛かりが残り、戦国時代の城郭防御を体感しやすい |
| 石垣 | なし |
|---|---|
| 土塁 | 現存 |
| 種類 | 土塁、空堀、馬出、虎口、横矢掛かり、曲輪 |
| 石材 | 該当なし |
| 特長 | 滝山城は石垣を主体とする城ではなく、丘陵地形を活かし、土塁と空堀によって構成された戦国時代の平山城である。城内には本丸、中の丸、二の丸、千畳敷などの曲輪が配置され、各所に深い空堀や土橋、馬出、虎口が残る。敵を直進させず、側面から攻撃できる横矢掛かりの工夫も見られ、土の城としての完成度が高い。 |
| 別称 | 滝山城跡 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都八王子市 |
| 築城 | 戦国時代 |
| 築城者 | 大石氏と伝わる |
| 住所 | 東京都八王子市高月町・丹木町周辺 |
| 電話番号 | 042-620-7265 |
| 開館時間 | 見学自由 |
| 休館日 | なし |
| 入館料 | 無料 |
| 備考 | 現在は都立滝山公園として整備されている。滝山城跡は国指定史跡で、続日本100名城にも選定されている。続日本100名城スタンプは、滝山城跡中の丸広場、八王子市加住市民センター、道の駅八王子滝山などに設置されている。 |
| 戦国時代 | 武蔵守護代・大石氏の居城として滝山城が整備されたとされる |
|---|---|
| 16世紀中頃 | 北条氏照が大石氏の名跡を継ぎ、滝山城を居城とする |
| 1569年 | 武田信玄の軍勢が滝山城へ迫り、北条氏照がこれを防ぐ |
| 戦国時代後期 | 甲州方面からの侵攻に備え、より守りの堅い八王子城の築城が進められる |
| 1580年代 | 北条氏照が八王子城へ本拠を移し、滝山城は役割を終える |
| 1951年 | 滝山城跡が国の史跡に指定される |
| 1971年 | 加住地域の住民と行政により桜の植樹が進められ、現在の桜の名所につながる |
| 2017年 | 続日本100名城に選定される |
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