柿の葉寿司奈良県

柿の葉寿司1 柿の葉寿司2 柿の葉寿司3
  • 塩で締めたサバなどの魚と酢飯を柿の葉で包み、重石をしてなじませる奈良県を代表する郷土料理
  • 一晩ほど置くことで柿の葉の香りと魚の旨味が酢飯へ移り、押し寿司ならではの一体感のある味わいになる
  • 海から離れた吉野地方で保存性を高める知恵から発達し、夏祭りや祝いの席のご馳走として受け継がれてきた

柿の葉寿司とは、塩で締めたサバなどの魚を酢飯にのせ、柿の葉で包んで押した奈良県の郷土料理である。主な伝承地域は五條市や吉野地域で、海から離れた奈良へ塩漬けの魚を運び、保存しながらおいしく食べる工夫の中から生まれたとされる。由来には諸説あるが、江戸時代中頃、熊野灘で獲れた夏サバを塩で締めて吉野川沿いの村へ運び、夏祭りのご馳走として食べたという説が伝わる。柿の葉にはタンニンが多く含まれ、酢飯とともに保存性を高める役割を果たしてきた。包んでから一晩ほど置くことで柿の葉の香りと魚の旨味が酢飯になじみ、独特の風味が生まれる。現在ではサバを中心に、鮭などを使ったものも広く販売され、奈良を代表する土産や駅弁としても親しまれている。

柿の葉寿司の特長
主な食材 米、サバなどの魚、柿の葉、酢、砂糖、塩など
特長 柿の葉寿司、奈良県郷土料理、五條市、吉野地方、押し寿司、サバ、酢飯、柿の葉、保存食、夏祭り、ハレの日、江戸時代、奈良名物、奈良土産
一般的な寿司との違い ・魚と酢飯を柿の葉で一つずつ包んで仕上げる
・握ってすぐ食べるのではなく、重石をして一晩ほど置き、魚と酢飯をなじませる
・柿の葉の香りが魚と酢飯へ移り、独特の風味が生まれる
・海から離れた奈良で魚を保存しながら食べるための知恵を背景に持つ
・伝統的には塩で締めたサバが代表的な具材として使われる
・五條・吉野地域では夏祭りや祝いの席など、ハレの日の料理として受け継がれてきた
芳庵DATA
店舗名 芳庵
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1-5-36
ジャンル 柿の葉寿司、うどん、そば、食事処、甘味
主な料理 柿の葉寿司、柿の葉寿司ときつねうどん・そばの定食、ざるそばと柿の葉寿司のセット、うどん、そば、定食、甘味など
柿の葉寿司 奈良名物の柿の葉寿司を単品のほか、きつねうどんやそば、ざるそばなどと組み合わせた食事として提供する
営業時間 10:00〜16:00
備考 法隆寺南大門へ続く参道沿いにある昔ながらの食事処。法隆寺参拝の前後に、奈良名物の柿の葉寿司とうどん・そばなどを一緒に味わえる。
芳庵への交通アクセス
JR大和路線・関西線「法隆寺」駅から徒歩約21分。