伏見桃山城伏見桃山城とラーメンをめぐる、京都のシロラー的日帰り小旅行
- [執筆者] 日本の旅侍編集部(運営者)
歴史ある城と、こだわりのラーメンを楽しむ「シロラー旅」。
今回は、京都で親しまれてきた名城・伏見桃山城を中心に、個性豊かなラーメン店を巡る知的な日帰り旅をご紹介します。

伏見桃山城(伏見城)
豊臣秀吉が築いた幻の城「伏見城」の歴史を受け継ぎ、現在の姿は1964年に模擬天守として再建されたもの。残念ながら内部は非公開ですが、公園として整備され、天守を背景に散策や写真撮影を楽しむことができます。
かつての大坂の陣や関ヶ原の戦いといった歴史の分岐点にも登場するこの城は、まさに「日本史の交差点」。
周囲の伏見桃山陵や、静かな森に包まれた雰囲気も含めて、歴史好きにはたまらないスポットです。

伏見桃山城へのアクセス
- 電車の場合
- JR奈良線「桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」から徒歩約15〜20分。京阪「伏見桃山駅」からもアクセス可能です。
- バスの場合
- 京都市バス「桃山中学校前」下車、徒歩約10分。
- 車の場合
- 敷地内の伏見桃山城運動公園に駐車場あり(無料)。

サーモンnoodle 京都伏見稲荷店
京都でも話題の個性派ラーメン。サーモンの旨味をぎゅっと凝縮したクリーミーなスープに、パクチーやディルが爽やかに香る“新感覚ラーメン”が楽しめます。
魚介系とはひと味違う、サーモンならではのコクと甘みが魅力。伏見稲荷大社の参拝と組み合わせて立ち寄るのもおすすめです。

麺鶏 佰鶏(ももどり ひゃっけい)
祇園四条エリアにある隠れ家的なラーメン店「麺鶏 佰鶏(ひゃっけい)」。
貝と醤油・貝と塩、鶏と醤油・鶏と塩の4種類から選べるスープが特徴で、素材の旨味を繊細に引き出した上品な一杯が楽しめます。
特に貝出汁のラーメンは、澄んだスープに重なる奥行きある味わいが印象的。盛り付けにも京都らしい美意識が感じられます。

すがり
京都の町家を改装した落ち着いた空間でいただく、煮干しや魚介の効いた深みあるラーメンが人気のお店。人気店「麺や高倉二条」の系列で、見た目はモダン、味は本格派。
とろけるチャーシューや、香ばしい炙りのトッピングも秀逸で、ラーメンファンを虜にしています。

終わりに──城とラーメンで満たされる知的な休日
静かにたたずむ天守と、創意あふれるラーメン。
京都というと「和」のイメージが強いですが、歴史と食の新たな融合を楽しめるのもこの街の魅力です。
名城を巡り、味覚を満たし、心までほぐれるシロラー旅。
一味違う京都の一日を、ぜひ体験してみてください。
次回の知的旅番外編もお楽しみに!
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