国立西洋美術館芸術と自然が響き合う、東京・上野 ── 世界遺産から始まる、日本文化の“豊かさ”をめぐる一日
- [執筆者] 日本の旅侍編集部(メディア)
名画にふれ、歴史を歩き、緑に癒やされ、洋食の香りに包まれる。
上野は、文化が日常に息づくまち。
芸術と自然が調和するまち・上野
東京の中心にありながら、どこか時間の流れがゆるやかな上野。
ここには、芸術と自然、歴史と人の営みが穏やかに溶け合っています。
世界遺産・国立西洋美術館をはじめ、東京国立博物館や上野東照宮、旧岩崎邸庭園など、日本の文化と近代化の歩みを象徴する場所が点在しています。
四季の光や風が旅人をやさしく迎えてくれる街、それが上野です。

モデルプランとアクセス案内
- 🚶♀️ モデルプラン
- 10:00 上野駅到着
10:15 国立西洋美術館で名画鑑賞
11:30 東京国立博物館で日本美術の粋にふれる
12:30 上野精養軒で洋食ランチ
13:30 上野東照宮を参拝
14:00 上野動物園でパンダ見学と散策
15:30 不忍池で休憩・撮影
16:00 旧岩崎邸庭園で近代建築と庭園美を堪能
17:00 アメ横で街歩きと買い物
- 🚃 アクセス
- 上野駅 → 国立西洋美術館:徒歩約3分
国立西洋美術館 → 東京国立博物館:徒歩約5分
東京国立博物館 → 上野精養軒:徒歩約5分
上野精養軒 → 上野東照宮:徒歩約5分
上野東照宮 → 上野動物園:徒歩約3分
上野動物園 → 不忍池:徒歩約5分
不忍池 → 旧岩崎邸庭園:徒歩約10分
旧岩崎邸庭園 → アメ横:徒歩約10分
上野はすべて徒歩で巡れる「知的散歩」に最適なエリアです。
芸術と自然、人が行き交うまち・上野
- 国立西洋美術館
- ル・コルビュジエ設計による世界文化遺産。 印象派を中心とした名画が並び、建築そのものが芸術作品。 柔らかな光が差し込む空間には、静かな時間が流れています。




- 東京国立博物館
- 日本最古の博物館として、国宝や重要文化財を数多く所蔵。 仏像や刀剣、屏風など、日本の美の原点に出会えます。 広い庭園では、四季の自然が美術とともに楽しめます。




- 上野精養軒
- 明治5年創業、日本の洋食文化を切り開いた老舗。 文豪や画家にも愛されたビーフシチューやオムライスは、歴史の中で育まれた味と香りがそのまま受け継がれています。 公園の緑を眺めながら、ゆったりとしたランチタイムを。


- 上野東照宮
- 金色殿が輝く、江戸の記憶をとどめる社。 徳川家康を祀り、静寂の中に力強さを感じます。 石灯籠の並ぶ参道は、時代を超えて人々の願いを照らし続けています。




- 上野動物園
- 明治15年に開園した、日本最古の動物園。 パンダをはじめ、豊かな自然の中で多様な生き物が暮らしています。 子どもから大人まで楽しめる、都会のオアシス。




- 不忍池
- 蓮が咲き誇る夏、水鳥が舞う冬。 四季のうつろいが映る水面は、上野の“心の風景”。 静かに佇めば、都会の喧騒が遠のいていくようです。


- 旧岩崎邸庭園
- 明治期の実業家・岩崎家の本邸として建てられた洋館と和館。 ジョサイア・コンドル設計による西洋建築の優美さと、日本庭園の穏やかさが調和する、近代文化の象徴。 木漏れ日の中を歩けば、時代の息づかいを感じます。




- アメ横
- 戦後の活気を今に伝える商店街。 香ばしい匂い、人々の声、異国の色彩が入り混じる通りは、上野のもう一つの顔──生命力と温もりがあふれています。


芸術とやすらぎが重なるまち、上野
西洋美術館の石壁、博物館の静けさ、庭園の木陰と池の光、人々の笑顔。
上野は、芸術と自然、そして人の暮らしがやさしく交わるまち。
ここを歩くと、東京の中にある“心の余白”を感じます。
手嶌葵の歌のように、静かに、こころをこめて──上野を歩く旅でした。
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- 執筆者 日本の旅侍編集部(メディア) 日本の旅侍は知的旅〜オトナの城旅を城写真と共に伝える情報メディアです。日本全国のお城を都道府県別にご紹介。国宝天守・現存天守・復元天守・櫓・石垣・お堀などお城の様々な要素を写真共に伝えます。お城の歴史コラムもあり。 公式HP・SNSはこちら