- 小豆島最高峰・星ヶ城山に築かれた中世山城
- 南北朝時代、佐々木信胤が籠ったと伝わる城
- 西峰を本城、東峰を詰の城とする県指定史跡
星ヶ城跡とは、香川県小豆郡小豆島町にある南北朝時代の山城跡である。小豆島最高峰の星ヶ城山に築かれた城で、備前児島の武将・佐々木信胤が籠った城として伝わる。城は西峰を本城、東峰を詰の城とする構造で、断崖絶壁に囲まれた自然地形を防御に活かしていた。現在も曲輪、土塁、空堀、石塁、井戸跡などの遺構が残り、寒霞渓や小豆島の山岳景観とあわせて見学できる。
星ヶ城跡の特長
| 目的 |
小豆島の軍事拠点、瀬戸内海の監視、南北朝時代の籠城拠点 |
| 特長 |
星ヶ城山、佐々木信胤、南北朝時代、西峰、東峰、曲輪、土塁、空堀、石塁、井戸、寒霞渓 |
| 他の城との違い |
・小豆島最高峰、標高約816メートルの星ヶ城山に築かれた山城である
・西峰を本城、東峰を詰の城とする二峰構成の山城である
・天守や高石垣を見せる近世城郭ではなく、断崖絶壁と山上遺構を活かした中世山城である |
星ヶ城跡の石垣・土塁
| 石垣 |
一部石塁・石垣跡あり |
| 土塁 |
現存 |
| 種類 |
土塁、空堀、曲輪、石塁、井戸、烽火台、山城 |
| 石材 |
自然石など |
| 特長 |
星ヶ城跡は、石垣を主体とする近世城郭ではなく、星ヶ城山の険しい自然地形を利用した中世山城である。小豆島観光協会では、西峰の本城に一の木戸、空壕、土壇、曲輪、土塁、居館跡、鍛冶場跡などがあり、東峰の詰の城には天然の湧泉や人工井戸、烽火台、石材加工場とみられる舟形遺構などが確認されたと紹介している。城跡としては、土塁・空堀・曲輪・井戸を中心に、山上で長期籠城を意識した構造を確認するのが自然である。 |
星ヶ城跡DATA
| 別称 |
星ヶ城、星が城跡、星ヶ城山城 |
| 所在地 |
香川県小豆郡小豆島町 |
| 築城 |
南北朝時代、1339年頃と伝わる |
| 築城者 |
佐々木信胤と伝わる |
| 住所 |
香川県小豆郡小豆島町片城地区・安田地区 |
| 電話番号 |
0879-82-7000 |
| 開館時間 |
見学自由 |
| 休館日 |
なし |
| 入館料 |
無料 |
| 備考 |
星ヶ城跡は香川県指定史跡である。小豆島町公式では、草壁港から車で約20分、駐車場から徒歩約10分、寒霞渓ロープウェイ山頂駅から徒歩約20分と案内されている。小豆島観光協会では、星ヶ城山は瀬戸内海で最も高い標高816.6メートルの山と紹介されている。山道を歩くため、歩きやすい靴での見学が望ましい。 |
- 星ケ城跡への交通アクセス
- 寒霞渓ロープウェイ「山頂」駅から徒歩約20分。
HISTORY
星ケ城跡について
星ヶ城跡の歴史
| 南北朝時代 |
小豆島最高峰の星ヶ城山に、自然地形を活かした山城が築かれたと考えられる |
| 1339年頃 |
備前児島の武将・佐々木信胤が星ヶ城に籠ったと伝わる |
| 南北朝時代 |
星ヶ城は西峰を本城、東峰を詰の城とする構造を持ち、籠城拠点として機能したと考えられる |
| 中世 |
小豆島と瀬戸内海を見渡す山上の要害として、軍事的な役割を持ったと考えられる |
| 1972年 |
星ヶ城跡が香川県指定史跡となる |
| 1976年 |
総合調査により、星ヶ城が中世山城であることが確認される |