小豆島雲海に浮かぶ、島の天守 ── 天空の城跡から見下ろす海と渓谷
- [執筆者] 日本の旅侍編集部(運営者)
小豆島の頂に広がる「星ケ城跡」を歩き、迷路のような町並みや渓谷美に包まれる旅。
シェアサイクルで島をめぐりながら、自然と歴史に触れるひとときを過ごしました。
島の風とともにめぐる小さな旅
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、古くから人々の暮らしと文化が息づく島。
渓谷「寒霞渓」の雄大な景観や、迷路のように入り組んだ町並み、そして山頂の城跡から望む海の眺望。
HELLO CYCLINGを使って自転車で走れば、島の風と一緒に、その魅力を肌で感じることができます。

交通アクセスとモデルプラン
島内の移動はシェアサイクル「HELLO CYCLING」を利用。
主要スポットにサイクルポートが設置されているので、港から渓谷、城跡、町中まで自由に走れるのが魅力です。
- 土庄港 → 迷路のまち
- 🚲 約10分
- 迷路のまち → 寒霞渓
- 🚲 約50分(登坂あり)
- 寒霞渓 → 星ケ城跡
- 🚶 徒歩約30〜40分(山道・遊歩道を経由)
- 星ケ城跡 → KANKAKEI CAFE
- 🚶 徒歩で戻り、カフェへ立ち寄り
モデルプランはこちら。
- 09:30 土庄港到着 → 自転車をレンタル
- ▶︎ 港町の風と島旅のはじまりを実感
- 10:00 迷路のまち
- ▶︎ 細い路地と石垣が織りなす歴史的な町並みを散策
- 11:30 寒霞渓
- ▶︎ 渓谷美とロープウェイからの絶景を満喫
- 12:00 KANKAKEI CAFE
- ▶︎ 渓谷の絶景を眺めながら、オリーブ豚バーガーともみじサイダーで休憩
- 14:00 星ケ城跡
- ▶︎ 島の最高所に築かれた城跡から海と渓谷を一望


小豆島の記憶をたどるスポット
- 土庄港 ― 島の玄関口
- 小豆島の旅はここから始まります。港に立つと、瀬戸の海風とフェリーの汽笛が心を解き放つよう。


- 迷路のまち ― 石垣と路地の迷宮
- 細い路地が複雑に入り組む古い町並み。かつて海賊の侵入を防ぐために生まれた街路が、今もその姿を残しています。




- 寒霞渓 ― 島が誇る渓谷美
- 日本三大渓谷美のひとつ。紅葉の名所としても知られ、ゴツゴツとした岩肌と四季の彩りが訪れる人を魅了します。




- 星ケ城跡 ― 島の天守に立つ
- 小豆島の最高峰、817mに築かれた山城跡。石垣に腰を下ろせば、眼下に瀬戸内の海と寒霞渓が広がります。




- KANKAKEI CAFE ― 渓谷を望む休息
- 寒霞渓に佇むカフェ。窓の向こうには雄大な渓谷が広がり、旅の余韻を感じながら過ごせます。


島の風に溶け込む旅の終わりに
小豆島の旅は、城跡の高みから望む景色と、迷路の町の石垣、そして渓谷の風と共にありました。
HELLO CYCLINGで自分の足でめぐったからこそ、ひとつひとつの風景が身体に刻まれるよう。
島に吹く風と共に、記憶の中にこの旅は残ってゆきます。
- 📷 小豆島の旅の記録をもっと楽しむために
- 今回の小豆島の旅の全編は、Instagramにて写真とともに紹介しています。
記事だけでは伝えきれない、風や光のニュアンス、細かな情景をぜひご覧ください。
👉 @tabi_samurai_
- 執筆者 日本の旅侍編集部(運営者) 日本の旅侍は知的旅〜オトナの城旅を城写真と共に伝える情報メディアです。日本全国のお城を都道府県別にご紹介。国宝天守・現存天守・復元天守・櫓・石垣・お堀などお城の様々な要素を写真共に伝えます。お城の歴史コラムもあり。 公式HP・SNSはこちら