斎場御嶽沖縄県南城市

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  • 琉球王国最高の聖地とされる御嶽
  • 聞得大君の就任儀礼「御新下り」が行われた祭祀空間
  • 世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産

斎場御嶽とは、沖縄県南城市知念久手堅にある琉球王国最高位の聖地である。琉球王国時代には、国王が聖地を巡る東御廻りの参拝地となり、王国最高位の女神官である聞得大君の就任儀礼「御新下り」が行われた。御嶽内には大庫理、寄満、三庫理、チョウノハナなどの拝所があり、自然の岩や森そのものを神聖な空間として祈りの場にしている。城やグスクではないが、首里城を中心とする琉球王国の王権を信仰面から支えた重要な祭祀空間であり、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産にも含まれている。

斎場御嶽の特長
目的 琉球王国の国家的祭祀、聞得大君の就任儀礼、国王の聖地巡拝、王権を信仰面から支える聖地、東御廻りの参拝地
特長 琉球王国、聞得大君、御新下り、東御廻り、アマミク、御嶽、大庫理、寄満、三庫理、チョウノハナ、久高島、世界遺産、琉球王国のグスク及び関連遺産群
他の城との違い ・城やグスクではなく、琉球王国最高の聖地とされる御嶽である
・石垣や城門で守る軍事施設ではなく、自然の岩・森・拝所で構成される祭祀空間である
・聞得大君の就任儀礼「御新下り」が行われ、王権の正統性を信仰面から支えた
・世界遺産では、グスクだけでなく琉球王国の精神文化を示す関連資産として位置づけられている
斎場御嶽の石垣・土塁
石垣 なし
土塁 なし
種類 御嶽、聖地、祭祀遺跡、拝所、自然崇拝、琉球王国の関連遺産、世界遺産構成資産
石材 石垣を主体とする城郭ではないため、該当なし。自然の岩盤や巨岩が聖域を構成する
特長 斎場御嶽は、石垣や土塁で防御する城郭ではなく、自然の岩、森、洞門、拝所によって構成される聖地である。御嶽内には大庫理、寄満、三庫理、チョウノハナなどの拝所があり、首里城正殿内の空間名と共通する名称も見られることから、王権との深い関わりがうかがえる。特に三庫理周辺では、巨岩がつくる三角形の空間と、その先に久高島を望む景観が象徴的である。斎場御嶽では、城郭的な防御構造ではなく、琉球王国の信仰、王権、自然観が結びついた聖域として見るのが自然である。
斎場御嶽DATA
別称 特になし
所在地 沖縄県南城市
創設 創設年は不明。記録上は15世紀前半には国王が巡幸する聖地として成立していた
創設者 特定の創設者なし。琉球開闢神アマミクが創設した御嶽のひとつと伝えられる
住所 沖縄県南城市知念久手堅539
電話番号 098-949-1899
開館時間 3月~10月は9時~18時。11月~2月は9時~17時30分。最終入館は閉館30分前
休館日 旧暦5月1日~3日、旧暦10月1日~3日。旧暦に基づくため毎年変動する
入館料 大人300円、小人150円、6歳以下無料。2026年10月1日以降は大人600円、小人300円に改定予定
備考 斎場御嶽は国指定史跡であり、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産である。城跡やグスクではないが、琉球王国の王権と深く関わる国家的祭祀の場として重要である。御嶽内は現在も祈りの場であり、参拝時は静粛に歩き、拝所や香炉、岩などに不用意に触れない配慮が必要である。休息日は自然保護と聖地としての静寂を守るため、御嶽内に立ち入ることはできない。
斎場御嶽への交通アクセス
那覇バスターミナルからバスで約60分。

HISTORY 斎場御嶽について

斎場御嶽の歴史
創設年不明 斎場御嶽の創設年は明らかではないが、琉球開闢神アマミクが創設した御嶽のひとつと伝えられる
15世紀前半 記録上、琉球国王が斎場御嶽へ巡幸していたことが確認される
琉球王国時代 斎場御嶽は王国最高位の聖地として重んじられる
琉球王国時代 王国最高位の女神官である聞得大君の就任儀礼「御新下り」が行われる
琉球王国時代 国王や聞得大君が聖地を巡る東御廻りの重要な参拝地となる
琉球王国時代 大庫理、寄満、三庫理、チョウノハナなどの拝所が、王権と信仰を結びつける場として機能する
戦前 斎場御嶽は男子禁制の聖地として守られる
1972年 斎場御嶽が国の史跡に指定される
2000年 世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産として登録される
現在 世界文化遺産として公開される一方、現在も祈りの場として大切に守られている

斎場御嶽と関連する事件を読む

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斎場御嶽を居城とする、琉球王国の歴史

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琉球王国DATA
王城 首里城
旧地域 琉球
主な国王 尚氏